農業は、食をつくり出すとともに、地域の環境保全に大変役立っています。
緑区上野田にあるファーム・インさぎ山(諏訪野)は、人と生きものとの共生をめざして、生きものにやさしい方法で米づくりを行っており、たんぼ周辺には絶滅危惧種のメダカやタコノアシ、サンショウモのほか、各地で激減しているトウキョウダルマガエルやカヤネズミとも共存しています。
しかし、近年、耕作放棄地がひろがり、水路管理の人手が足らず水が流れにくくなり、メダカやナマズの棲息域も狭まってきました。
同所では、お米作りを通じて、生きものだまりの保全活動及び調査観察してくれる参加者を募集しています。 みなさん奮ってご参加ください。
■目的
生物多様性を保全する農業体験活動を通して、農業と生きもの環境の維持向上を進めます。
■主催
ファーム・インさぎ山
■実施場所
【緑区上野田の田んぼ】
■活動日程
5/26(土) 田植え
6/10(日) 田んぼの除草、水生生物観察
6/24(日) 田んぼの除草、水生生物観察
7/28(土) 害虫、益虫、ただの虫観察
9/ 1(土) トンボやバッタ、イネの花の観察
10/27(土) 稲刈り、天日干し
10/28(日) 稲刈り、天日干し
11/11(日) 脱穀
11/25(日) 収穫祭(おもちつきなど)
12/23(日) お正月用しめ飾りづくり、生き物環境の観察
■活動時間
午前9時30分~午後4時を基本とします。ご都合のある方は、参加時間は自由。
■募集人員
40家族、または個人。
■参加費
*レギュラーメンバー:1人または1家族、年間、10,000円
*田植えのさなぶり、収穫祭の飲食材料費として、一人500円または1家族1000円(幼児無料)等が別途、必要。
■申し込み方法
別紙、参加申込書にて、「ファーム・インさぎ山」事務局に申し込んでください。(郵送またはFAX)
※特に締め切りはありません。いつでも申込んで参加できますが、参加費は変わりません。
■持ち物
*農作業に必要な道具は、主催者が用意します。
*お弁当、軍手、帽子、長靴、雨具、飲食物などの個人装備は、各自、お願いします。
*田んぼの水深は、最大で15センチ程度あり、泥にももぐります。ひざ下までの長靴が必要です。
*田植え靴と呼ばれる、田んぼ用の長靴があると便利です。ホームセンターなどで、千数百円程度です。
*子ども用の長靴では水が入ってしまうので、子どもは、泥だらけになってもよい運動靴でお願いします。
*安全上、はだしでは、田んぼに入りません。
*けがや虫刺され防止のため、参加者は、必ず長袖、長ズボンを着用してください。
※得られるもの
*レギュラーメンバーには、古代米を2キロ程度、配布します。
*稲作にかかわるさまざまな動植物の知識。
*そのほかカエルの声、多くの生き物の姿、農作業のすがすがしさや楽しさ、生物多様性の向上、 子供たちの農業自然体験の場をつくることへの貢献など。
■交通
○浦和美園駅から「大宮駅東口行」バスで、「野田宝永」下車7分
(浦和美園駅発 土:8:58、9:45.日祝:8:55、10:00)(バス乗車 20 分程度 )
○JR大宮駅東口から「浦和美園駅行」「浦和東高校行」「浦和学院高校行」バ
スで、「野田宝永」または「さいたま東営業所行」バスで終点「さいたま東営
業所」下車(大宮駅から乗車時間 30 分程度。日中、1 時間に1,2本程度)
○東浦和駅と浦和駅から「さいたま東営業所行」バスで、終点下車 5 分(東
浦和駅から乗車時間 30 分程度。日中、1時間に1、2 本程度 )
○東川口駅北口から「さいたま東営業所行」バスで、 終点下車(東川口駅から
乗車時間 30 分程度)
■欠席の連絡
*活動当日の欠席は、事前連絡は不要。
■雨天対策
*小雨実施。荒天時は中止し、場合によって順延します。脱穀は、小雨でも中止し、順延します。
*中止の判断は、当日、朝7時30分に、主催者が行ない、以下の携帯電話で受付けます。主催者からの連絡は特にしません。
◎問い合わせ先
ファーム・インさぎ山(諏訪野)
tel/Fax 048-878-0459
(携帯電話番号 090-5195-2183萩原)
E-mail:wpdmf631@yahoo.co.jp