パリ最終日、まずはヨーロッパへの輸入を手掛ける商社さんと様々に情報交換。まだお知らせ出来ませんが、楽しみな企画も着々と進行しております!お楽しみに!
午後はパリ郊外のフランスでの老舗盆栽店 Remy Samsonさんにお邪魔しました。
昨年は市内の店舗にお伺いしたのですが、今回はRemyさんご本人が直接経営されている盆栽ショップ、美術館、教室を見せていただきました。
Remyさんは、フランスでの盆栽輸入、普及の草分け的存在。日本をはじめ中国、台湾などからの盆栽も輸入されています。
広大な園内はショップ、展示室、培養所をはじめ、育成方法を教える教室もありました。
フランスでは、夏休みなどは5週間にも渡る長期休暇が一般的なので、バカンスに出かける間に、盆栽を預かるベビーシッターならぬ盆栽シッターもされてるとか。
また、育成方法などの書籍もフランスで最初に出版されるなど、教育面でも情熱的に活動されています。
続いて、パリ市内のParis Bonsaiさんへ訪問。こちらは昨年欧州展開をはじめた頃に一番最初に訪問した、個人的には思い出深い場所。今回も新しいパンフレットを持ってご挨拶に伺いました。大宮盆栽のポスターもきちんと額に入れて飾っていただけるとのこと!ありがとうございます!
パリでは盆栽は人気が高く、盗難に会いやすいのだとか。高価な盆栽は盗まれることも多いそうです。路上に置かれた盆栽も、このようにチェーンでまかれていました… 普段あまり意識しませんが、やはり日本はまだ安全な国なのですね。そういえば、各国の盆栽園を回ってきましたが、入口はほとんどは門があり、鍵がかかっているところが多いです。
大宮盆栽村開村当時の住民協約のエピソードにある「門戸を解放すること」(見たい人には、いつでも誰にでも盆栽を見せる)というのがあったとドイツでプレゼンした際、非常に驚かれたことを思い出しました。
ということで、今回の行程も終了となりました。いつもこの記事を読んでいただいている方々、応援いただいた皆様、本当にありがとうございます!
大宮盆栽をきっかけに、さいたま市が海外で少しでも知名度が上がり、訪日に繋がること、もちろん大宮盆栽の輸出促進のため、今年度はさらにあと何度かプロモーションのため渡欧する予定です。
今後とも応援よろしくお願いいたします!
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