さいたま市の背中(96)『日本初のディスカウントストア、ロヂャースと行けなかったイベント』

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あなたは「ロヂャース」を知っているだろうか

どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。

ディスカウントストア、ロヂャース。
ついついロジャースと書いてしまいますが、ロヂャースが正式名称です。

今や日本全国各地に数あるディスカウントストア。
皆さんはディスカウントストアと聞いたら、何が思い浮かぶでしょうか。
「ロヂャース」と答えたアナタはきっとぼくと仲良くなれるでしょう。

ロヂャースは日本初のディスカウントストアを自称しているようです。
元々は小売業ではなくボーリング場だったのはそこそこ有名な話で、
忘れた頃にテレビ番組やクイズ番組とかで、その華麗な転進っぷりが取り上げられたりします。
しかもその第一号店舗はさいたま市(浦和店:1973年開業)なんだとか!(本社は東京都武蔵野市)
そして今では埼玉南部を中心に11店舗とのこと。
以上、いずれもWikipediaからの引用です。

浦和店はぼくが生まれた1980年代前半には既に営業をしていたことになります。
現在は建て替えられてしまったけど、以前の建物の時代はボーリングのピンが屋上に乗っかっていたし、
床もボーリング場特有のギシギシした音がして、そんな中で母親と買い物をした想い出があります。

ぼく自身はこれまでに2度、市内で引越しをしていますが、
いずれもロジャース浦和店は自転車で10分以内の距離。
考えてみればロヂャース浦和店は想い出がイッパイ詰まった店舗なのでした!

今はそんなに行かなくなったけど、徒歩5分の所で一人暮らしをしていた4年前は、
週末になる度に買出しに行って、大量に買い込んで料理の作り溜めをしていたもんです。
ちなみに一番よく作っていたのは、豚汁、豚の角煮(豚が好きです!)。

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野菜!

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魚!

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肉!

とにかく種類と量は多くて、価格も安い。
家でパーティーとかやる時は大助かりでしょう(やったことないけど)。

でも消費者として率直に言えば、20年位前はこんなに明るくなくて、
店内はもっと殺伐としていた記憶があります。
それもそのはず、元々は小売業ではなかったしね。

でも今は周辺にライバル店舗が林立して、消費者の眼も厳しくなっているので、
ロヂャースとしても活気ある店作りや品質に気を遣っているのが良く分かります。
半径約1キロ圏内にはイオン2店舗、西友、ベルク、その他諸々のライバル店舗がありますが、
その中でもロヂャースは恐らく一番の老舗だと思われます。
たいしたもんです。

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二階はこれまた独特な雰囲気

この日は食料品には用はなく、ちょっとした日用品を買いに来ただけでした。
日用品は2階にあります。

日用品売り場は食料品売り場ほどの活気はないのですが、
家具や文房具、台所用品など、時々どこよりも安いものがあったりします。
昔、この近辺で一人暮らしを始めた頃、ほぼ全ての家庭雑貨をここで購入しました。
でも洋服類はシニア向けが大半で、当時25歳のぼくに合うものはありませんでした。

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元々はこれを記事にしたかった

モルツが最近リニューアルしたサントリー。
サントリー好きとしては気になっていたんだけど用事があって行けず。

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お酒の品揃えはそんなに多くはない

普段の料理を作る時はあまり量を必要としないので、一番近いスーパーで買うことが多いです。
でもこうやって記事してみると、色々と買い込んで料理をしてみたくなりました。
ロヂャースは広いし、品揃え豊富、そして安い。

そんなロヂャース、みんなも行ってみようぜ!

(参考リンク)
ロジャース

【まつ直近記事3本】
(93)『さいたま市花火大会@大和田公園レポート時々市長』
(94)『いいものうまいものでさいたま銘菓新発見』
(95)『さいたま市の隠れ名画座 彩の国シネマスタジオ』

さいたま市の背中(95)『さいたま市の隠れ名画座 彩の国シネマスタジオ』

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2013年度個人的最高傑作。邦題は「はじまりのうた」

どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。

ぼくは多趣味な方ですが、中でも映画が好きです。
マニアの域には達していないけど、年間100本くらいは観ます。
旅も趣味の一つなので、旅と映画鑑賞をドッキングさせることもよくあります。

マニアたちは、自宅に専用のホームシアターとかあったりするのでしょうが、
ぼくの場合は8割が劇場、残り2割がオンラインとレンタルってところです。

どこの映画館に行くのかっていうと、圧倒的に多いのはやはり地元浦和のユナイテッド・シネマ

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浦和だけで148本。これだけ鑑賞しても覚えているのは10本もない事実

次にさいたま新都心のムービックスさいたまですね。
広い広いさいたま市、他にもイオンシネマが浦和美園と日進にあります。
自宅からは遠いから滅多には行かないけど。

いずれにしても映画好きとしてはなかなか恵まれた環境に住んでいると言えます。
都内に出れば日本で上映されている単館系もほとんどカバーできますし。

映画館には大きく分けて、封切り館、ミニシアター系、名画座があるのかなと思います。
封切り館はその名の通り、まだDVDとかにもなっていない最新作・話題作を上映する映画館。
ミニシアター系は最新作を上映するけど、作品規模としては小さめ(でも秀作も多い)。
名画座はコンセプトは様々ですが既に映像作品になっている作品を上映する映画館が多いでしょうか。

既に映像媒体になっているものをわざわざ映画館に観に行く理由は、
やはり大画面での迫力の映像、音声と、「映画館で観た!」という感動との再会でしょう。

よほど映画好きじゃないとその境地には至らないでしょうが
そんな境地にしてくれる名画上映館がさいたま市にあったのだ!!

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画像は観光協会のwebより拝借

場所はさいたま芸術劇場(以下、芸劇)。
舞台演劇としては非常に有名ですし、コンサートホールも非常に素晴らしいものがあります。
このもぎたてブログでもこれまでに何度も取り上げてきました。

で、その映画館なのだけど、芸劇に常設しているわけではありません。
元々映像ホールというスペースはあるので、そこを利用してほぼ毎月、定期的に上映をしています。
主催をしているのは「特定非営利活動法人埼玉映画ネットワーク」という組織。
「彩の国シネマスタジオ」という名で上映をしています。

普段、ここで鑑賞をする限りは、そんな法人のことを意識することはないのだけど、
思い返してみると、個人的にツボに入る作品が多いのかなと思います。
もしかすると事務局の人とはかなり気が合うのかも知れません笑

9月度の上映作は”はじまりのうた”(原題:Begin Again)
この作品に関してはさいたま新都心のムービックスさいたまで観たのだけど、
元々はミニシアター系から上映が始まった小さな映画だと記憶しています。

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既に2回観たけどまた観たい!

この映画、音楽、友情、家族などという映画の王道が詰め込まれていますが、
何よりも素晴らしいのは音楽のリアリティと、ニューヨークの街の色彩。
何しろミュージシャン出身の監督なので、そこのところはミュージックビデオのように非常にリアル。
音楽そのもの良いし、音楽に対する情熱とか、とても純粋。
これは今のところ個人的ランキング歴代3位、2013年では1位の映画です。

そんな映画が地元さいたま芸術劇場(自宅から自転車で5分)で観れるとは!!

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いつの回に行くかは未定、会えたら会いましょう~

上映日は9月17日(木)~20(日)の間。
詳しい場所、時間はホームページ(下記)をご確認ください~。

この「彩の国シネマスタジオ」、鑑賞するとポイントカードが貰えます。

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10回で1本無料!

「きっとうまくいく」
なんだか、おみくじのようなフレーズですね。
これはインド映画の名前です。
原題は”3 Idiots”

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個人的ランキング歴代2位!

どんな映画だったって?
それを今から書くと終わらないのでやめましょう。

そんな名画だらけの「彩の国シネマスタジオ」、みんなも行ってみようぜ!

*実はこのブログも上映時間待ちの映画館で書いてます。都内だけどね。

(参考リンク)
彩の国シネマスタジオ
特定非営利活動法人埼玉映画ネットワーク
はじまりのうた
きっとうまくいく

【まつ直近記事3本】
(92)『スタッフに成りすまして浦和まつりに潜入したら最後はこうなった』
(93)『さいたま市花火大会@大和田公園レポート時々市長』
(94)『いいものうまいものでさいたま銘菓新発見』

さいたま市の背中(94)『いいものうまいものでさいたま銘菓新発見』

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さいたま市はせんべいの街なのか!?

どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。

先日、浦和PARCOの中にあるユナイテッド・シネマに映画を観に行って来ました。
ちょっと暗いドラマだったので上映開始20分ほどで終了まで爆睡。
映画がつまらなかったのか、ぼくが疲れていたのか。

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お馴染みの浦和PARCOです

上映(睡眠)終了後、地階の食料品売場へ。
PARCO地下は普段はパン屋くらいしか行かないのだけど久々に歩き回ってみました。
すると普段は特売品コーナーになっていることが多い一角に面白そうなものたちが。

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埼玉県いいものうまいもの

普段旅が多いぼくは、
ブログネタとしてさいたま市の食べ物を全国各地で探してはみるのだけど
残念ながら地方でそれらを見かけることはほぼなし。
ねぎみそ煎餅を北海道で見付けた時は興奮でそれだけをネタにしたほど。
(89)『北の大地でさいたま銘菓』

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正確には「さいたま市」じゃなくてオール「埼玉県」

さて、実際にはさいたま市の食べ物ってどれくらいあるのだろう。
常々考えていたことです。

それを知れば今度旅に出た時に、パッケージを見ただけでパッと分かるかも知れない。
そもそもさいたま市に何があるか分かってませんからね、住民のくせに。
それじゃいかん。
きっとここにはさいたま銘菓の全てがある(たぶん)
勉強しよう。

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ゆず之助。かわゆい。でもこれは埼玉県越生町産

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洋菓子も充実。

オール埼玉県のコーナーなので当然色々な埼玉県産のものがあります。
こうやって眺めてみると、色々あって嬉しくなりますな。
埼玉県にも色々あるのだ。

ただしこのブログはさいたま市のもの。
当然、さいたま市ネタを発掘しなければならぬ。

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うなぎ煎餅はさいたま市産。初めて知りました。

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個人的にイチオシの片岡食品は最下段に配置

ぼくの片岡食品ファンっぷりは過去記事にて熱弁済。
出会って5年になります。

さいたま市産の食べ物も色々あるのは眺めていて分かりました。
でもそれらを県外で見かけないのは、やはり営業力や競争力の差なのでしょうか。
もしくはぼくの観察力の無さが原因なのか。

さて、何か一つ買ってみよう。
最近ダイエットをしているので買うのは1つだけ!
食べないで家にストックしておけば良いのだけど性格的に無理なので…。

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お初です、中田せんべい

他にも煎餅は色々あったのだけど、普通の煎餅は普段から食べているので、
今回は趣向を変えてぬれ煎餅を買ってみました。

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住所的には浦和PARCOから結構近い

裏返してみる。
添加物が一切ないことに気付きます。

しかし見逃せないのが修正液跡。
以前は何かが入っていて、今はそれがなくなったのか。
果たして何が入っていたのか!?

煎餅そのものは、普通に旨かったです。
ただしすごーくしょっぱかった。
現代人のワタクシ、濃い食べ物には慣れていますが、それでも濃く感じました。

で、気になる修正液で消された食材は何だったのか。

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食べたからこそ裏側から見れる

どうやら以前は「黒ごま」と「青のり」が入っていたらしいです。
それが何らかの理由で入れなくなったのでしょうね。
味を追求した結果なのか、コストカットなのか。
いずれにしても上手いもん食わせて貰ってますので気にしません。
それよりも、一つ一つ修正液で消した正直さと真面目さに敬意を評しましょう。

そんな中田せんべい、ホームページも充実しています。
http://nakada-senbei.com/

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今まで知らなくてすみません

色んな煎餅を作っているのですね。
じっくり眺めて勉強してみようと思います。

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気になるワン

さて浦和PARCO地下にある「埼玉県いいものうまいもの」。
予想以上にさいたま市産のものがありました。
もちろんオール埼玉なので、さいたま市産以外はもっとあります。

さいたま市みたいな「埼玉都民」が多い土地ではなかなか地元のものに眼が向かないけど、
こうやって今時のデパ地下に揃っていると、色々なものが美しく配列されていて誇らしくなります。
住民が知って、買って、食べることによって埼玉県以外に広まっていくものもあるでしょう。

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浦和PARCOは浦和駅東口正面、地下1階です

みんなも浦和PARCO地下の「埼玉県いいものうまいもの」行ってみようぜ!

【まつ直近記事3本】
(91)『一番安い日本酒を買ったらMADE IN さいたま市だった話、しかも旨い』
(92)『スタッフに成りすまして浦和まつりに潜入したら最後はこうなった』
(93)『さいたま市花火大会@大和田公園レポート時々市長』

さいたま市の背中(93)『さいたま市花火大会@大和田公園レポート時々市長』

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今年もやってきました、この時期が

どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。

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この夏も届いた、観光協会からの手紙

このブログを始めて良かったなぁと思うのは、毎年この時期になると花火の招待券を頂くことです。

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今年は大和田会場

今年はお陰様で公私ともに忙しく、行ける(た)のは7月30日に開催された大和田公園会場のみでした。
既に大和田公園の花火大会は過去に何度か記事にしています。

率直に言って会場も内容も例年通りなので、
今年は別に記事にしなくてもいっかー♪なんて思ったりもしたのだけど、
招待券を頂いた手前、それもなんとなーく忍びないので今年もレポートさせて頂きますっ!

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特等席は既に埋め尽くされていた

この大和田公園会場は、電車で行くと東武野田線の大宮公園駅が最寄り駅となります。
歩いて15分ほど。

当日は直前まで大雨が降っていて開催が危ぶまれていました。
ぼくも駅に着いた途端に雨の臭いを感じ、このままUターンして大宮に飲みに行ってしまおうか、
それとも雨を覚悟で会場に行こうか大いに迷った挙句、勇気を出して会場に行ったのです。

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結局降らなかったけどね

花火は19時半から打ち上げスタート。
直前まで雨が降っていたからか、湿気はいつもより高く感じました。
でも田園地帯にある公園には気持ちの良い風も吹いていました。

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お好み焼きとじゃがバタを夕飯にして

開会宣言として、まずさいたま市長の挨拶から始まります。
先日の浦和祭で市長を撮った瞬間に壊れたカメラ。
あれが偶然だったのか、市長のオーラだったのか、花火の開始前にもう一度試してみよう。

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遠くで輝いているのが市長です

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おっ、近づいてきた(同じ場所からズームしてます)

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市長、球体になる

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良い感じ!でもチョット近い

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よし、こんなもんで

こんな感じで花火が打ち上がる前に市長を撮りまくってました。
そして先日のカメラ故障と市長とは無関係だということが良くわかりました。
疑ってすみませんでした、市長。

ここまで見て頂ければご承知かと思いますが、ワタクシ、カメラの素人でございます。
会場には高そうなカメラ&三脚というフル装備の方も多くいました。
きっと彼らは素晴らしい画像をどっかに掲載しているのでしょう。
こっちは安ーいデジカメとスマホです。
綺麗な花火画像を見たい方は画像検索でもしてくだされ。

19時半、定時に花火大会はスタートしました。

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このブログも

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100号目が見えてきました

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ここまでやってこれたのも

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協会・読者の皆様のおかげです

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無職だったり転職したり事故に遭ったり

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人生を共に歩んできたブログです

大和田公園会場の花火大会にはこれまで何度も足を運んできました。
いずれも招待券を頂いていたので、招待席での鑑賞でした。
でも今回発見したことが一つ。

この会場は公園がとても広く、冒頭画像の路上や招待席じゃなくても
公園内にいろーんな穴場があり、打ち上げ花火がよく見えるのですね。
それも周りに人が少ない環境で。

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例えばこういうとことか

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こういうとことか

今回は用事があったので、途中で帰途に就きました。
でも公園内を歩きながら、色々な角度で花火を見れてそれはそれで楽しかったです。

ついつい打ち上げ場所の近くで見たいと思ってしまいますが、
チョット離れた場所から見る花火も良いもんだなぁと思いました。

さいたま市の花火、今年残るは8月16日(土)岩槻会場!
近場の人は行ってみようぜ!

【まつ直近記事3本】
(90)『ギタリスト福田進一氏、さいたま市に来たる』
(91)『一番安い日本酒を買ったらMADE IN さいたま市だった話、しかも旨い』
(92)『スタッフに成りすまして浦和まつりに潜入したら最後はこうなった』

さいたま市の背中(92)『スタッフに成りすまして浦和まつりに潜入したら最後はこうなった』

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最後はこうなった話。この写真のモデルはあの人だ!

どーも、さいたま市民観光サポーターまつと申します。

観光協会の方から夏祭りのスタッフTシャツを頂いたところから話は始まる。

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着用後画像ですみません

まつりの写真を撮ってみませんか?とのことである。
当日、会場にはカメラを抱えたアマチュア写真家が沢山いた。
しかしこのTシャツを着ていれば、彼らが入れないあんな所やこんな所に入れてしまうのだ。

が、しかし。
ぼくはカメラ好きではない。
むしろカメラを持ってはいない。
このブログの今までの写真は基本的にスマホの写真である。

そんなぼくに、観光協会の方がカメラを貸してくれた。
キャノンの重くてボタンが沢山付いている重厚なやつである。
なので今回の写真たちは通常画質の5割増になっている。

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こういうやつ

当日、カメラをお借りしたぼくは、さいたま市のスタッフTシャツを着て、
一日で一番暑い14時の中仙道を少し緊張した面持ちで歩き始めた。

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取り敢えず会場の端まで来た

浦和まつりは中仙道の約1.7kmを通行止めして行われる。
普段は往来の激しいさいたま市の公道を半日に渡り通行止めをするのだから結構な規模である。

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働く自衛隊車両

普段は観光とは関係のない写真を撮って記事にしているワタクシ。
しかしスタッフTシャツを来ていると、マジメになっている自分に気が付いた。

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同じTシャツを着ている彼は仕事をしていて、自分はウロウロしてるだけ

浦和まつりは1週目の音楽パレードと2週目の神輿パレードに分けられる。
ぼくが行ったのは2週目(7/20)の神輿パレードである。
よって、神輿の写真が続く。

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鹿!

鹿とは何ぞや?猟友会の集団か?
詳しくは知らない方はそんなことを想うだろう。

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正解は鹿手袋である

正解になっているだろうか。
世の中には珍しい地名があるが、この「鹿手袋」も負けてはいないと思う。
鹿と手袋、一生に一度も考えることのない組み合わせだろう。

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鹿手袋の集団

鹿手袋の写真が続いてしまったが、なぜこんなに鹿手袋押しなのか。
それはぼく自身が鹿手袋出身だからだ。
このブログにも過去に鹿手袋愛を伝える記事を書いているので是非読んで頂きたい。
さいたま市の背中(41)『珍名シリーズ①鹿と手袋の町』
なお①となっているが、②は5年経った今も書けていない。
ネタはあるので近々書きたいと思う。

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こちらは西堀(←という地名)より

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延々と続く神輿たち

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大人は良くないとされるが、子どもは神輿に乗って良い

気象庁の発表によると、当日の最高気温は34度あったらしい。
そんな暑さの中、通行止めの半分まで差し掛かったぼくは一つのことを考え始めていた。

マジメに写真を撮って何になるのか。
マジメな写真は市の広報や観光協会の方が撮ってくれている。
ぼくの存在意義は何なのか。

「自由にやっていいですよ」
観光協会の方は、そう言ってぼくにカメラを渡した。
よーし、こうなったら自己紹介に書いてる様に「ガイドブックに載らないような」写真を自由に撮って行くぞ!

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いつも空いているから行き付けのフレッシュネスバーガー、祭の最中も空いていた

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飲み屋が固まる横丁も稼ぎ時

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神輿はやがてこの道を占拠する

1.7kmもあるからゆっくり歩いても30分近くかかる。
下の画像はちょうど中間地点くらい。
ここから南半分は屋台が続いていた。

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信号は全て消灯

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屋台の裏側は抜け道だった

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頑張れ埼玉県警!

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昔からあるはずなのに、この日はじめて知った浦和銃砲店。

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歴史的建造物と焼きそば

関係のない写真が続いてしまった。
しかしこれもまた祭りの景色たちである。

この通りでは屋台だけではなく、獅子舞やお囃子も行われていた。

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カメラ目線、かどうかは分からない

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祭だからこそ安心して観れるシルエット

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赤ちゃんを脅す獅子舞。結果、泣かず。赤ちゃんの勝ちだった模様

再びメインロードに戻ってきた。
夕方16時に差し掛かり、いよいよ神輿が大量に雪崩れ込んでくる。
人も増え、もう真っ直ぐにはあるけないくらいだ。

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市長(右側)

ふと右を向いたら清水勇人市長が壇上にいた。
会社員のぼくは、普段社長にも合わないので、さいたま市長がアッサリいる光景に少々驚いた。
「ホントに市長かな?」
二度見をしたのは久々である。

だかここで問題が起きる。

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市長!大変です!

ここで冒頭の画像に戻る。

もう少し市長を男前に撮ろうとカメラを構えたがシャッター音が鳴らない。
あれ、おかしいな、と一旦構えたカメラを下ろす。
なんと観光協会から預かったカメラの電源が入らなくなったのである。

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*画像はイメージです

物理的に壊れたというのではなく、単純に電源が入らない。
ボタンを全て押してみても反応なし。
壊れたか、壊したか、、、。

借り物のカメラ、弁償という文字が頭を過る。
このブログもここまでか、、、!?

どちらにしてもこれ以上の写真撮影は不可能であった。
やがて神輿の集団が市長の前に雪崩れ込み、市長は満面の笑みで迎える。
クライマックスというやつである。
それをぼくは途方に暮れながら眺めていた。

次の予定があったから途中で離脱しなければならなかった。
カメラを開催本部に返し、ぼくはそそくさと祭会場を後にした。
その夜、観光協会の方から「心配しないでも良い」とは言われたが本日現在「直った」とは言われていない。

こうして市民として記事を書くことで許してください!

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モノクロにしたら良い感じにノスタルジックになった

こうしてぼくのうらわ祭への潜入ミッションは終った。
チョット緊張をしたけどスタッフ面して歩き回るのは良い経験になった。

しかしスタッフTシャツを着ていて一番困ったのは、祭りの最中にビールが飲めなかったことだ。
別に仕事をしていた訳ではないが、他の人はぼくをそんな眼では見ないだろう。
祭りを抜け出し直ぐにスタッフTシャツを脱ぎ、
コンビニで買って飲み干したビールが旨かったのは言うまでもない。

さいたま市は浦和、与野、大宮、岩槻の4市が合併して出来た自治体なので夏祭りの数もその分多い。
みんなもさいたま市の夏祭りに行ってみようぜ!

【まつ直近記事3本】
(89)『北の大地でさいたま銘菓』
(90)『ギタリスト福田進一氏、さいたま市に来たる』
(91)『一番安い日本酒を買ったらMADE IN さいたま市だった話、しかも旨い』