今回は秋バラが見頃となっている、中央区にある与野公園に行ってきました。
こちらが公園内にあるバラ園。
色々な種類のバラがきれいに咲いています!
現在、与野公園には約190種、3,000株のバラが植栽されているのですが、なんとこの日(10/23往訪)は、新品種のバラが植栽されるとのことで、その記念すべき植栽の様子を見学させていただきました!
バラの植栽を実施されるのは、(公社)埼玉中央青年会議所の皆様。
「アカデミーオリエンテーション2022〜地域を救うのはJCだ!!与野公園再生プロジェクト!!〜」の事業の1つとして植栽されるそうです。
そしてこちらが、植栽する新品種のバラ!
黄色の色味がとても素敵ですね!
バラの名称は『は〜とふるローズ』です。
聞き覚えのある方もいらっしゃるかと思いますが、「は〜とふるローズ」の名称は、毎年5月に与野公園で開催される「ばらまつり」で、埼玉中央青年会議所の方々が出店されている、アメリカンフラワー「は〜とふるローズ」の制作体験の名称から命名されたそうです。
新品種「は〜とふるローズ」は、埼玉中央青年会議所と、農林水産大臣賞の受賞歴もある「今井ナーセリー」の園主で育種家の今井 清さん、バラの普及活動を行っているフラワーデザイナーのMiwakoさんによって考案されたもので、一般的なバラは「輪(りん)もの」といった一茎一輪のバラですが、こちらは「スプレーバラ」といって、1本の茎から5〜6輪の花が咲くそうです。
スプレーバラは与野公園では「は〜とふるローズ」だけとのことなので、とても特別感がありますね!
花の色はレモンイエローで、経年変化によって花の色の濃さが変化するそうです。
埼玉中央青年会議所の方が、黄色いバラには「友情」「絆」といった花言葉があるので、黄色い品種のバラを作りたかったと話されていました。
こちらが植栽の模様。
バラ園の草取りからはじまり、
穴掘りや肥料の混ぜこみを行います。
とても体力がいる作業ですが、さいたま市中央区バラサポーターさんのご協力もいただきながら、1株ずつ丁寧に植栽されていきます。
合計15株のバラが植栽され、最後に「は〜とふるローズ」のプレートが設置されました。
まだ花が咲いているのは1輪だけでしたが、2週間後(11/6頃)にはきれいなバラが咲くそうなので、とても楽しみですね!
またこの日、埼玉中央青年会議所の方々は、バラの植栽だけでなく与野公園の落ち葉拾いや池の清掃など、地域の自然保護活動を約40名で1日かけて行われていました。
与野公園のバラは多くの方の協力があって、毎年きれいな花を咲かせているんですね。
最後に「は〜とふるローズ」が植栽されている場所をご案内しておきます!
ぜひ、皆さんも与野公園で秋バラと新品種「は〜とふるローズ」をご覧になってみてくださいね!
【与野公園】
住所 さいたま市中央区本町西1
電話 048-711-2290(さいたま市公園緑地協会 別所沼公園内)
公式HPはこちら(さいたま市公園緑地協会)