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最後はこうなった話。この写真のモデルはあの人だ!
どーも、さいたま市民観光サポーターまつと申します。
観光協会の方から夏祭りのスタッフTシャツを頂いたところから話は始まる。
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着用後画像ですみません
まつりの写真を撮ってみませんか?とのことである。
当日、会場にはカメラを抱えたアマチュア写真家が沢山いた。
しかしこのTシャツを着ていれば、彼らが入れないあんな所やこんな所に入れてしまうのだ。
が、しかし。
ぼくはカメラ好きではない。
むしろカメラを持ってはいない。
このブログの今までの写真は基本的にスマホの写真である。
そんなぼくに、観光協会の方がカメラを貸してくれた。
キャノンの重くてボタンが沢山付いている重厚なやつである。
なので今回の写真たちは通常画質の5割増になっている。
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こういうやつ
当日、カメラをお借りしたぼくは、さいたま市のスタッフTシャツを着て、
一日で一番暑い14時の中仙道を少し緊張した面持ちで歩き始めた。
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取り敢えず会場の端まで来た
浦和まつりは中仙道の約1.7kmを通行止めして行われる。
普段は往来の激しいさいたま市の公道を半日に渡り通行止めをするのだから結構な規模である。
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働く自衛隊車両
普段は観光とは関係のない写真を撮って記事にしているワタクシ。
しかしスタッフTシャツを来ていると、マジメになっている自分に気が付いた。
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同じTシャツを着ている彼は仕事をしていて、自分はウロウロしてるだけ
浦和まつりは1週目の音楽パレードと2週目の神輿パレードに分けられる。
ぼくが行ったのは2週目(7/20)の神輿パレードである。
よって、神輿の写真が続く。
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鹿!
鹿とは何ぞや?猟友会の集団か?
詳しくは知らない方はそんなことを想うだろう。
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正解は鹿手袋である
正解になっているだろうか。
世の中には珍しい地名があるが、この「鹿手袋」も負けてはいないと思う。
鹿と手袋、一生に一度も考えることのない組み合わせだろう。
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鹿手袋の集団
鹿手袋の写真が続いてしまったが、なぜこんなに鹿手袋押しなのか。
それはぼく自身が鹿手袋出身だからだ。
このブログにも過去に鹿手袋愛を伝える記事を書いているので是非読んで頂きたい。
さいたま市の背中(41)『珍名シリーズ①鹿と手袋の町』
なお①となっているが、②は5年経った今も書けていない。
ネタはあるので近々書きたいと思う。
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こちらは西堀(←という地名)より
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延々と続く神輿たち
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大人は良くないとされるが、子どもは神輿に乗って良い
気象庁の発表によると、当日の最高気温は34度あったらしい。
そんな暑さの中、通行止めの半分まで差し掛かったぼくは一つのことを考え始めていた。
マジメに写真を撮って何になるのか。
マジメな写真は市の広報や観光協会の方が撮ってくれている。
ぼくの存在意義は何なのか。
「自由にやっていいですよ」
観光協会の方は、そう言ってぼくにカメラを渡した。
よーし、こうなったら自己紹介に書いてる様に「ガイドブックに載らないような」写真を自由に撮って行くぞ!
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いつも空いているから行き付けのフレッシュネスバーガー、祭の最中も空いていた
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飲み屋が固まる横丁も稼ぎ時
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神輿はやがてこの道を占拠する
1.7kmもあるからゆっくり歩いても30分近くかかる。
下の画像はちょうど中間地点くらい。
ここから南半分は屋台が続いていた。
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信号は全て消灯
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屋台の裏側は抜け道だった
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頑張れ埼玉県警!
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昔からあるはずなのに、この日はじめて知った浦和銃砲店。
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歴史的建造物と焼きそば
関係のない写真が続いてしまった。
しかしこれもまた祭りの景色たちである。
この通りでは屋台だけではなく、獅子舞やお囃子も行われていた。
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カメラ目線、かどうかは分からない
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祭だからこそ安心して観れるシルエット
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赤ちゃんを脅す獅子舞。結果、泣かず。赤ちゃんの勝ちだった模様
再びメインロードに戻ってきた。
夕方16時に差し掛かり、いよいよ神輿が大量に雪崩れ込んでくる。
人も増え、もう真っ直ぐにはあるけないくらいだ。
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市長(右側)
ふと右を向いたら清水勇人市長が壇上にいた。
会社員のぼくは、普段社長にも合わないので、さいたま市長がアッサリいる光景に少々驚いた。
「ホントに市長かな?」
二度見をしたのは久々である。
だかここで問題が起きる。
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市長!大変です!
ここで冒頭の画像に戻る。
もう少し市長を男前に撮ろうとカメラを構えたがシャッター音が鳴らない。
あれ、おかしいな、と一旦構えたカメラを下ろす。
なんと観光協会から預かったカメラの電源が入らなくなったのである。
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*画像はイメージです
物理的に壊れたというのではなく、単純に電源が入らない。
ボタンを全て押してみても反応なし。
壊れたか、壊したか、、、。
借り物のカメラ、弁償という文字が頭を過る。
このブログもここまでか、、、!?
どちらにしてもこれ以上の写真撮影は不可能であった。
やがて神輿の集団が市長の前に雪崩れ込み、市長は満面の笑みで迎える。
クライマックスというやつである。
それをぼくは途方に暮れながら眺めていた。
次の予定があったから途中で離脱しなければならなかった。
カメラを開催本部に返し、ぼくはそそくさと祭会場を後にした。
その夜、観光協会の方から「心配しないでも良い」とは言われたが本日現在「直った」とは言われていない。
こうして市民として記事を書くことで許してください!
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モノクロにしたら良い感じにノスタルジックになった
こうしてぼくのうらわ祭への潜入ミッションは終った。
チョット緊張をしたけどスタッフ面して歩き回るのは良い経験になった。
しかしスタッフTシャツを着ていて一番困ったのは、祭りの最中にビールが飲めなかったことだ。
別に仕事をしていた訳ではないが、他の人はぼくをそんな眼では見ないだろう。
祭りを抜け出し直ぐにスタッフTシャツを脱ぎ、
コンビニで買って飲み干したビールが旨かったのは言うまでもない。
さいたま市は浦和、与野、大宮、岩槻の4市が合併して出来た自治体なので夏祭りの数もその分多い。
みんなもさいたま市の夏祭りに行ってみようぜ!
【まつ直近記事3本】
(89)『北の大地でさいたま銘菓』
(90)『ギタリスト福田進一氏、さいたま市に来たる』
(91)『一番安い日本酒を買ったらMADE IN さいたま市だった話、しかも旨い』