例年8月1日に、武蔵一宮氷川神社で行なわれる例大祭において、お祓いを受けた御輿と山車(だし)が、大宮駅東口を練り歩くことから始まる中山道まつり。
例大祭には、40を越える御輿と山車が境内に集まります。
お祓いを受けたあと、
それぞれ街に繰り出していきます。
ちなみに、この例大祭には勅使(ちょくし。皇族が派遣する使者)が差遣されます。
日本広しといえども、勅使が差遣される神社は全国に16しかありません。
勅使が差遣されるため、武蔵一宮氷川神社は「勅祭社」となるので、「勅祭例大祭」と書かれているのですね。
さてさて、話をもとに戻して、そのような格式ある例大祭でお祓いを受けた1日は、それぞれ町内を練り歩きますが、翌2日は御輿も山車も、揃って大宮駅東口周辺をパレードします。
山車のパレード。
難しい言葉では、山車の揃い巡行(そろいじゅんこう)といいます。
そのあとに続く、御輿のパレード。
同じく難しい言葉では、御輿の揃い渡御(そろいとぎょ)といいます。
この御輿のパレードの先頭を歩く手古舞(てこまい)7名を、主催者である中山道まつり実行委員会が募集しています。
身長や年齢など、応募には少々条件がありますが、気になった方はご一報ください。
■中山道まつりについて
詳しくはこちらをご覧ください。
※まつりは1日(火)、2日(水)の2日間行なわれますが、手古舞の出演は2日(水)のみとなります。
※パレードの時間は17:25〜19:35を予定しています。
■内容
手古舞の衣装・足袋・草鞋・花笠・弓張提灯(ゆみはりちょうちん)・金棒などを着用し、2kmほどの距離を休憩しながら隊列を組んで歩きます。
※費用は一切かかりません(大宮駅までの交通費などは自己負担となります)。
※衣装はすべて実行委員会で用意し、指定の場所で着付けとメイクを行なってもらいます。
そもそも手古舞ってなんだっ!?
舞踊の上手な氏子の娘が、祭礼で踊りを奉納したことがはじまりだと言われています。
中山道まつりでは、お揃いの着物に花笠をまとい、弓張提灯と鈴のついた金棒(「ちゃりん棒」と呼んでいます)を持って、2日に行われる御輿揃い渡御の先導役として、旧中山道から大宮駅までの約2kmの道のりを隊列を組んでパレードします。
■パレードコース
旧中山道(大宮サンパレス付近) → 住吉通り → 銀座通り → 大宮駅東口駅前
※パレード終了後に駅前で行われるセレモニー(19:40〜19:55を予定)にも出演していただきます。
■応募資格
体力のある健康な女性で、以下の条件を満たす方
・年齢:16歳〜25歳
・身長:150cm以上
・頭髪:肩まで(開催日までに肩まであれば大丈夫です)
■募集人数
7名(先着順)
※実行委員会による面接があります。
■特典
当日左手に実際に持ってパレードする、ご自身のお名前入り弓張提灯を、そのまま持って帰れます!
■申込・問合せ
(公社)さいたま観光国際協会 観光事業担当(9:00〜17:45、土日祝休)
TEL.048-647-8339
FAX.048-647-0126
パレードの詳細や、そのほか盛りだくさんな中山道まつりの様子は、昨年のブログで紹介しています。
「手古舞(てこまい)」になって、中山道まつりをパレードしてみませんか?