*この記事は時系列的には昨年2月に投稿した記事、『約20年振りに鶏白湯ラーメンを食べたら大人になったことを実感しました@麺匠むさし坊』において、ラーメンを食べ終えた後のお話です。
どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。
駅前にタワーマンションが立ち並ぶようになったJR武蔵浦和駅ですが、その理由の一つとして「東西南北への鉄道アクセスの良さ」が挙げられると思います。東京都はもちろん、同じ市内である大宮駅に移動をすれば新幹線に乗り換えて、北海道・東北・北陸へも新幹線で一本です。
そして意外と知られていない事実として、「羽田空港へも一本」ということ。しかも確実に座れるバスで。今回の記事はそんな羽田空港連絡バスの搭乗紀です。
*羽田空港連絡バスは本記事投稿時点ではコロナ過の影響により運休中です。
*正式名称は「浦和羽田線」となります。武蔵浦和駅は立寄地となります。
そんなわけでむさし坊でラーメンを食べ終え羽田空港に向かいます。
青空とタワーマンションと武蔵浦和駅とバス停。
さいたま市内と空港を結ぶ(結んでいた)バスの路線図は以下の通り。
元々は長きに渡り「大宮羽田線」がありました。「浦和羽田線」が開通したのはその後になります。この開通により武蔵浦和駅が最寄りの僕は、埼京線・武蔵野線の始発電車でも間に合わなかった始発フライトに乗れるようになり、より早く・より遠くへ移動ができるようになりました。旅が多い僕はこの時ほど「武蔵浦和駅周辺に住んで良かった!」と思ったことはありません。
バス停はこんな感じ。日中は比較的空席が多いですが、始発電車前は時期によっては予約必須です。過去に僕は予約無しで乗ろうとして、辛うじて残り一席に座れたという経験があります。ちなみに始発バスは4時半くらいでした。
そして待つこと数分。
バス来たあああぁぁぁァァァ!
この時は日中の便。日中は電車の本数も多いし、電車の方が運賃が(ルートにもよりますが)600円ほど安いので、割高のバスはあまり混みません。しかも日中は首都高の渋滞にハマり遅延リスクも高いので、相当時間に余裕を持たせる必要があります。でも実は空港連絡バスの運行管理の優秀さは一部では有名で、大幅な遅延が見込まれる場合は臨機応変に他のルートに変えたり場合によっては一旦下道に降りたりと、限りなく遅延を減らす努力もしているのですよ。
それでも僕が電車ではなくバスを利用する理由。それはバスの中で仕事ができること。テーブルを出せば移動するオフィスの完成です。約600円の差額はグリーン車みたいなもんですね。
しかもWi-Fi完備。写真は無いけど使用バスによってはコンセント付きの座席もあります。
首都高に乗って直ぐの荒川超え。旅に行く時はここで埼玉に別れを告げ、帰って来た時はここで埼玉に戻って来たことを実感します。それにしても如何にこの日の空席が多かったか分かりますね。
行きの搭乗紀はここまで。お次は帰りの搭乗紀だ!
ということで旅先から帰って来たワタクシ。大抵の場合、行きは元気一杯、帰りは疲労困憊です。特に平日の帰宅ラッシュ時間帯に到着するフライトの場合は、電車に乗って帰るだけでも一苦労ですし、最低2回ある乗り換えも地味に面倒です。そんな時はバスに乗って帰ろう!
羽田空港の到着ロビーを出て直ぐの場所に券売機があります。なお「空港発」の便は予約不可なので、タイミングやシーズンによっては満席の場合もあります。そんな時は後発のバスを選んで買う必要があります。これまで乗れなかったことはありませんが、1本見送った経験はザラにあります。
武蔵浦和行きをポチっと。
座席は先着順なので早めに並ぶ必要があります。利用客が年々増えていると感じるのは認知度や浦和駅・武蔵浦和駅周辺の人口が増えたからでしょう。コロナ過になるまでは結構な「ドル箱路線」だったのではないか、と思っています。
自然にダッシュ線みたいな画像になりボヤけてますが、22時25分発のバスのチケットを買いました。結構な遅い時間の便です。
そんな時間は出発の終便は終わっている時間なので出発ロビーは静かに美しく光っていました。
そんなわけで荒川を渡り再び武蔵浦和駅に戻ってきました。武蔵浦和駅のバス停も羽田空港に匹敵するくらい美しい光ですね。
この武蔵浦和と羽田空港を結ぶ空港連絡バスができたから旅が大変快適になりました。コロナ過で長期間運休をしているけど、また気軽に旅に出られる日が戻って来ることを願ってやみません。
おしまい。
(参考リンク)
・国際興業バス 空港連絡バス