都内から30分程、スポーツ観戦・グルメ・芸術・エンタメ・歴史観光と...来訪者を楽しませる準備は万端、さいたま市。一度住んだら決して抜け出すことはできない、グルメに、歴史に、エンタメに、全てが揃った街は、1日の観光だけでは到底時間が足りないのだ。そんな、さいたま市の魅力を徹底解剖!
このまちで食べられないものはない。
自然に恵まれた埼玉県。海がないのが難点といえば難点だが、さいたま市民は「このまちで食べられないものはない」とかなり強気。実際、魚が取れなければ野菜を食べればいいじゃないと創造力を見せつけた「野菜すし」は旬の話題。(ちなみにこの野菜すし発祥の店・山水は魚の寿司も、とてもおいしい)。『埼玉B級ご当地グルメ王決定戦』で2度優勝した大手門の豆腐ラーメンや、ミシュランで2つ星を獲得したシェフが営むフレンチレストラン・Le SentimentなどB級から高級まで幅広いグルメを堪能することができる。また市内には美園いちごランドやフルーツパーク浦和組合、白子果樹園など都心から近いのに、季節の果物の味覚狩りなど旅行気分が味わえるスポットも多い。
遊べないなんて言わせない。観光名所の数々。
2007年に大宮に鉄道博物館ができて以来、観光客が増えたというさいたま市。見るところが何にもないと言われがちなさいたま市だが、調べてみると学べて遊べる観光名所が色々。「てっぱく」の他にも「武蔵一宮氷川神社」や「さいたま市大宮盆栽美術館」。サッカーのまちとしては日本代表の試合の多い「埼玉スタジアム2002」や日本初のサッカー専用技場「NACK5 スタジアム大宮」が。建築家 黒川紀章の設計による特徴的な建物とグッドデザインの椅子が楽しめることで有名な「埼玉県立近代美術館」、人形作りの歴史を象徴する「東玉人形の博物館」、近代漫画の先駆者北沢楽天を通じ漫画文化を紹介するユニークな「さいたま市立漫画会館」、お金の歴史を学べる「造幣さいたま博物館」など、アート・カルチャーにどっぷり浸ることもできる。
音楽もスポーツもとにかく熱い
国内のアーティストだけでなく、海外の大物ミュージシャンが来日した際には必ずと言っていいほどライヴ会場に選ばれる「さいたまスーパーアリーナ」。しかし「サンキュー! トーキョー!」と感謝を告げるかれらに市民は「ここは、さいたま市だよ……」と複雑な思いを抱いているという。また、スポーツも非常に盛んなさいたま市。中でも全国的にもさいたま市のサッカーへの熱の入れようは有名。事実「サッカーのまち」として100年以上もの伝統を誇る。スポーツ着はこのまちの少年少女の普段着といっても過言ではない。
住むにも、訪れるにも、魅力たっぷりなさいたま市。都心から30分で多彩な楽しみを満喫できるこの市にぜひ出かけてみませんか?