ってなぁに？
埼玉はよく、“なにもない”だとか
“ダサいたま”だとか
いろいろ言われています。
た、確かにそうかもしれない…
でも、まだまだ知られていない
多彩な魅力もあるはずなんです！
だから、ひねり出しました。
さいたま市のいいトコ。
ぜんぶで31個。
かなり頑張ったので見てくださいたま！
29
青くさい青くさいたま
さいたま市で音楽にありったけの情熱を注ぐ、とってもアツいバンドマン達に会いました。
青春は続くよどこまでも。
さいたま市北浦和のライブハウス『KYARA』をホームグラウンドに活動する2組のバンド、アルキツカレテとThe Whoopsにインタビューを敢行！音楽へ賭ける想いはもちろん、さいたま市や北浦和のこともお聞きしました。
アルキツカレテ（浅川銀丸）
――まずは自己紹介とバンドをはじめたきっかけを聞いてよいでしょうか？
浅川北浦和で結成して、新宿を中心に活動している、アルキツカレテというバンドでボーカルをしている浅川銀丸といいます。バンドをはじめたきっかけは……モテたかったからです（笑）
――（笑）アルキツカレテって変わったバンド名ですね。
浅川実はバンドの名付け親は北浦和にあるライブハウス「KYARA」の店長なんです。結成当初バンド名をつける時になかなかしっくりくるのが出なくて…それで店長に相談しに行ったんです。そしたらその日店長は外出帰りだったみたいで「今日は歩き疲れたから、お前らアルキツカレテな！」って感じで決まりましたね（笑）
――なるほど！ アルキツカレテはどんな音楽をやっているんですか？
浅川僕はボーカルなんで歌詞を書くんですが、よくある「共感できる歌詞」みたいな歌詞が書けないんですよ。だから思ったことや言いたいことをガーッ！と溢れ出るままに書いてそれを曲にしています。どんな音楽と言われたら衝動を大事にする音楽でしょうか？いいバンドだと自負しています。
――The Whoopsはどんな存在ですか？
浅川昔からずっと個人的に好きで、僕たちにはないもの持ってて…実は The Whoops のボーカルの弟は僕の隣でギター弾いてるんです。そういうこともあって本当に特別な存在ですね。
――盟友がいるってステキですね。銀丸さんはさいたまのどんなところが好きですか？
浅川中途半端なところです。
――中途半端とは！？
浅川いや、「さいたま」って「埼玉」っぽくないんですよね。かといって「東京」っぽくもない。そういうある意味中途半端で独特な空気感が好きですね。うまく伝わるかわからないんですが…（笑）おすすめスポットはけやきひろば。落ち着くのでよく深夜に歌詞を書きに行っていました。
――では最後に読者の方にメッセージをお願いします！
浅川気が向いたら僕らの音楽を聴いてみてください！おすすめの曲は「ボーイバンドシーン」です。１番最近発売したこともあって思い入れがある曲なんです。
The Whoops（宮田翔平）
――――同じく自己紹介をお願いします。
The Whoopsはどんなバンドなのでしょうか？
The Whoopsはどんなバンドなのでしょうか？
宮田The Whoopsでギターボーカルを担当している宮田といいます。バンドは3ピースの日本語ロック。基本和気あいあいとしていますが、ライブは熱量があると思います。
――どんな瞬間にライブで熱量を感じるのでしょう？
宮田お客さんが笑ってたり手を挙げてたり、時々ライブ中に泣いてくれたり…そういう光景を見た瞬間ですね。バンドをやっていてよかったと思います。僕がかつてそのお客さんと同じような気持ちで見ていたバンドに少しだけ近づけたのかな、と思うと感慨深くなります。嬉しかった思い出は曽我部恵一さんがライブに来てくれたこと。
――憧れの存在に近づいている実感ですね。
それではThe Whoopsのおすすめ曲を教えてください。
それではThe Whoopsのおすすめ曲を教えてください。
宮田「花と街」新譜収録のおすすめ曲です。後「ドアー」と「湘南新宿ラインのテーマ」という曲があるんですが、この2曲は埼玉大学の近くの公園や、埼玉県内のいろいろな駅でMVを撮ってるので思い入れが深いです。
――まさに埼玉のバンド！アルキツカレテについてはどう思っていますか？弟さんがメンバーにいらっしゃるとか？
宮田活動し始めた頃に出会ったバンドなので、ずーっと可愛い後輩だなぁと思っています。とはいえレーベルでは先輩にあたりますし、もちろんライブも曲も昔からとても良いです。そうそう、弟がメンバーに加入したんですが、それもあって本当の意味で血が濃くなっているなと実感しています。
――北浦和の音楽シーンについてはいかがでしょう？
さいたまをけん引していると言われていますが…
さいたまをけん引していると言われていますが…
宮田RIDDLEさんやtelephonesさんなど多くの大先輩方が北浦和を中心にしつつ、全国各地で活動をして来たことで培われた土壌というのはあると思います。ただ、当たり前ですが一歩外に出れば埼玉県内にはたくさんライブハウスがあって、それぞれにシーンがあります。他の地域に負けないようにまずは北浦和でバンドシーンをけん引できるようにならなきゃいけないという使命感はありますね。
――全国に名前が轟く日を楽しみにしています！
最後に読者の方にメッセージを！
最後に読者の方にメッセージを！
宮田今僕たちは徐々に知名度を上げて活動区域を広げている真っ最中です。人気絶好調のタイミングで北浦和に戻るのでその時までしばしお待ちください。また9/6にミニアルバムを発売しました。ぜひ聴いてください！
