コミカライズとは、すでに発表された小説、アニメ、ゲーム、映画、ドラマなどを漫画本化して再発表する意味の和製英語(造語)です。
その第一人者である一峰大二(かずみねだいじ)氏の原画展が、さいたま市立漫画会館において開催中です。〔11月24日(祝)まで〕
近年、漫画を原作にしたユニークな映画やテレビドラマが次々と制作されていますが、今から50年ほど前、逆のパターンともいうべき<映像>から生み出された<漫画>に、子どもたちは夢中になりました。なかでも一峰大二氏は、七色仮面に白馬童子、ウルトラマンにウルトラセブンなど、昭和30、40年代に実写ドラマとしてテレビで人気を博したヒーローたちを、少年雑誌を舞台に漫画化して大活躍しました。
原作映像をコミカライズ(漫画本化)する際に創意工夫した、漫画ならではの独特な表現や展開について、様々な原画・資料約130点で探るとともに、作者へのインタビューを通して、時代が求めたヒーロー像とその変化についても考察しています。
■開催期間
平成20年11月24日(祝・月)まで
※毎週月曜・祝休日の翌日は休館(10/13、11/3、11/24は開館)
■会場
さいたま市立漫画会館 2F特別展示室
■展示内容
原画・資料等約130点
■料金
入館無料
☆イベント
「一峰大二氏ギャラリートーク」
日時/10月25日(土)14時~
会場/特別展示室
※参加費無料、申込み不要です
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