去る8月2日(金)、「協同組合浦和のうなぎを育てる会」主催(協力:埼玉大学教育学部自然科学講座、埼玉南部漁業協同組合、サステうなビリティ・クラブ)によるうなぎ遡上調査が行われました。ニホンウナギや水生生物の生態、自然環境の大切さを学ぶ企画でもありました。場所はさいたま市桜草公園そばの荒川・鴨川合流点付近。事前に仕掛けをし、東京湾から荒川下流部を遡上するニホンウナギの捕獲を試みました。当日はかなりの暑さでしたが、たくさんの親子が参加し、子どもたちにとっては夏休みの貴重な体験となったことでしょう。
仕掛けのひとつである竹ぼうき。魚などの生き物がハケの部分に入り込み、ほうきをゆっくり持ち上げて奥に行ったところで網に落として捕獲します。
生き物が捕獲されると子どもたちは駆け寄り、いっしょに作業を手伝っていました。
さて、目的のウナギはというと、ニホンウナギが3匹も獲れました!上流に向かうウナギが生息していることが分かりました。
この日は特別講師として、「NPO法人おさかなポストの会」山崎 充哲さんが参加され、捕獲指導や子どもたちに自然や生き物の説明をしてくれました。
最後の山崎さんへの質問コーナーでは、「ウナギは子育てしますか?」「ウナギのオスとメスはどうやって見分けられますか?」「ブラックバスはどれくらい大きくなりますか?」・・・など、子どもたちは素朴な疑問をたくさん投げかけていました。
さて、浦和地域を中心としたうなぎ料理店が加盟する「協同組合浦和のうなぎを育てる会」は、浦和のうなぎを広めていくとともに、地域の活性化や観光振興に取り組んでいます。9月7日と8日には、北海道函館市で開催される「はこだてグルメサーカス2019」にも出店します!
■はこだてグルメサーカス2019
開催日程:2019年9月7日(土)・8日(日)
開催時間:10:00〜17:00(最終日16:00終了)
開催会場:はこだてグリーンプラザ他
詳しくはこちら(公式サイト)