市民の森・見沼グリーンセンターは、さいたま市北区にある緑あふれる憩いの場所です。今回は、今話題の!?数十年に一度しか花を咲かせないという『リュウゼツラン(アガベ)』がぐんぐん伸びているというので、見に行くことにしました。
目的の場所へ行く前に、ここの人気施設である『りすの家』に寄りました。「何匹見られるかな、良い写真が撮れるかな」と思いながら向かったのですが。
入る前に係員の方から注意事項の説明がありました。「リスに触らないでください。リスを踏まないよう気をつけてください」と。
リスのイメージ=すばしっこい。実際その通りでしたが、入って数歩で目の前をリスが横ぎり、少し進めば人の目も気にせず餌を食べるリス、穴を掘っているリス、追いかけっこしているリス、に遭遇。そして前から横からリスが走り抜けます。急いで写真を撮っていたら足元に寄ってきてくれたリス・・。係員の方が言うように、気をつけなくてはいけませんでした。
餌はどんぐりの他、麦をたくさん与えているそうで、にんじんやリンゴも良く食べるそうですよ。
冬眠の時期以外はこのようにたくさんのリスが出てきて、雨の時も隠れることなく元気に走りまわっているそうです。
期待以上にリスと出会えて驚きです。ほんとうに可愛く癒されました。インスタ映えも間違いなしです!
時間が経つのを忘れ『リスの家』を楽しんでいたら、北の空の雲行きが怪しくなってきました。急いで今回の目的の『リュウゼツラン』を見に向かいます・・・。
・・・ありました!情報通り高くそびえ立っています!
フォトスポットとしても整備してくれています。こちらもインスタ映えしますか!?高くてフレーム内におさめるのが難しいですね。後ろにある施設は展示温室です。
この『リュウゼツラン』、「さいたま国際芸術祭2020」に出品された後さいたま市に寄贈され、こちらに移植されたそうです。漢字での表記は『竜舌蘭』、竜の舌ですって!数十年に一度しか咲かない、そして見た目も何とも不思議な植物です。
『リュウゼツラン』の成長記録はさいたま市農業政策部のツイッターで随時報告されていますのでチェックしてみてください!
現在はもう7mほどとのことで、この1ヶ月間で5m近く伸びているのではないでしょうか。管理事務所の方は、花が咲くのはもう少し先ではないかとおっしゃっていました。
さて、管理事務所前のフロアでは、見沼グリーンセンター産の野菜が販売されていました。調査のために野菜や果物が栽培されていて、調査分を除いたものが直売されています。1袋100円で種類の違うジャガイモが並び、親切に特徴やオススメ料理の表示もされていました。
ズッキーニもありました。私が知っているズッキーニの形ではない!!
帰りがけ、南の空はまだ明るく、見晴公園の風車がゆっくりまわっていました。
市民の森・見沼グリーンセンター(さいたま市北区見沼2-94 TEL:048-664-5915)はJR土呂駅東口から徒歩約10分です。近くには盆栽村があり、大宮盆栽美術館や各盆栽園をまわることもできます。ぜひ併せてさいたま市の観光スポットをめぐってみてください。