岩槻城下と江戸を結んでいた元荒川は、その名前のとおり元は荒川の本流であり、昭和のはじめ頃まで舟運が盛んに行われていました。
この元荒川にある末田須賀堰の起源は、今から約400年前、江戸時代のはじめ頃に作られた堰であると言われ、現在では岩槻・春日部・越谷の3,000haの農地をうるおしています。
また、このあたりには、同じく江戸時代に創建されたと伝えられている武蔵第六天神社をはじめ、歴史的な建造物や風景を見ることが出来ます。
そのような歴史が残る元荒川で、川の文化や自然にふれてもらおうと、『元荒川和船まつり』が今週末の8月17日(土)と18日(日)の2日間、武蔵第六天神社とつきのき広場周辺で開催されます。