西区荒川河川敷にある錦乃原櫻草園のサクラソウが見頃を迎えています。
かつてこの地は、国の天然記念物にも指定されるほどサクラソウが咲き乱れる自生地でしたが、第二次大戦前後の食料増産を図る社会情勢から惜しまれつつも開墾され、昭和２２年頃には姿を消しました。
その後、わずかに残ったサクラソウを、近隣の有志の方々が自宅などで大切に育ててきましたが、貴重な原種を保存、育成するため、錦乃原桜櫻保存会が結成され、ここに錦乃原櫻草園が設置されました。
現在も、保存会のメンバーがサクラソウの保護に努めています。
この写真ではわかりにくいですが田島ケ原より雑草が少ないので、サクラソウの写真を撮りに田島ケ原からこちらに回る人もいるそうです。
（左）園の全景（治水橋の下に位置しています）
（右）旧市時代に設置されたので区画の一部にあのマークが・・・
治水橋の反対側には菜の花も咲いてます
■場所
錦乃原櫻草園（さいたま市西区大字二ツ宮地内・治水橋下）
■交通
JR大宮駅西口１番バス乗場から「二ツ宮」行きバスで「終点」下車徒歩１２分
又は、「所沢駅」行きか「馬宮団地」行きバスで「運動場前」下車１番徒歩５分
案内図はこちら（Googleマップ）
☆イベント
４月２０日（金）～２４日（火）まで、錦乃原櫻草園（２２日～２４日のみ）と近くにある馬宮公民館で、錦乃原櫻草フェスティバルも開催されますので、ぜひご来場ください。
錦乃原櫻草フェスティバルの詳細についてはこちら（PDF）
