さいたま市の背中(119)『スマホを失くしました(さいたま市で)』


どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。

関東地方は観測史上もっとも早い梅雨明けとなりました。
皆さんは夏に向けてレジャーだの旅行だの計画が佳境でしょう。

そんな夏本番を控えた6月のある日のこと。

スマホを失くしました。(さいたま市で)

しかも会社の。

あれは金曜日の21時過ぎのことでした。
あるお店のオートレジで会計をしている時に、カバンに入れていたスマホが床に落ちたんですよね。
それを拾い上げ、レジ台に置いたのです。
今でもその絵は鮮明に覚えています。

会計を終え、商品をカバンに入れ、「家でビール飲もう~っと♪」と自転車で店を後に。
いくつ目かの交差点を曲がり終え、ふと気になったんです。
「台に置いたあのスマホ、カバンに入れたっけな」って。

過去に何度も置き忘れを経験しているぼくは、カバンの中の貴重品を確認するのがクセになっていました。
スマホ、サイフ、カギ、時計、社員証・・・過去に全て失くした経験のある品々です。

スマホ・・・ないっ!

その時点でぼくがいたのは上記画像のA地点。
スマホはきっと店の中にある。だってカバンに入れた記憶がないから。
でも念の為、自転車で通って来た道の路面を確認しながら戻る(赤い点線)
・・・ない。

ほんの5分程前に使っていたレジに戻る。
ここの台の上に置いていたのだ。
昨日、一昨日の記憶ならまだしも、5分前のことを忘れるほどボケてはいない。

あってくれ、というかなきゃおかしい。
お店の階段を一段飛ばしで駆け上る。
(地元の人や国道17号線を使う人は画像を見れば店名はすぐ分かるでしょうが一応伏せます)

ない

\(^o^)/オワタ

なんでやねん!なんでやねん!とレジ前をウロウロするぼくを不審に思ったのか店員が出てきました。
事情を話すと、すぐに店舗電話の子機を貸してくれました。
これで自分の番号に掛けてみよ、と。

そしたら呼び出すんですよね、当然ながら。
しかし残念ながらここに来る前に電車に乗ってたのでマナーモードに切り替えてたんです。
でもバイブの振動も耳を澄ませば聞こえてくるかも知れない。
二度、三度と留守電に切り替わっては掛け続けました。

そしたらね、何度目かのコールのとき。

呼び出さなくもなったんですよね

さっきまで聞こえていたトゥルルルも鳴らない。
バッテリーはほぼフル充電だったから、充電切れはあり得ない。

あーーーーーーーーー・・・・・
こりゃ盗られたな。

スマホ無くす、盗られる、の二重ショック。

絶望感の中、宙を見上げると防犯カメラ。
ぼくが戻ってくる前にこのレジを使ったのは数人程度だろう。
そしたらお店が対応してくれればその人を割り出すこともできるだろう。
でもその人がシラを切り続けてたら意味がない・・・。

そんな考えを短い時間で頭の中でグルグル。
そして決めました。

諦める。

幸か不幸か会社スマホなので個人の金銭負担は無し。
アドレス帳とかの情報も会社の常にバックアップしてあるので安心。
個人スマホだったらそうはいかなかったでしょう。

しかしモヤモヤが残る。
単純に失くしたのなら良い。
川に落としたとか、海に流されたとかなら諦めが付く。
でも盗難はなぁ・・・。

次の日。
少し気持ちも落ち着いて、盗難届くらいは出さないといけないかなと思いました。
前述の通り、これまで多くの紛失をしているので、紛失届の記入はベテランです。

しかもぼく、ベテランだからこそ知ってるんですよね。
警察のホームページで拾得物の一覧が見れるってことを。
もしかしたらこの中にぼくの落としたスマホが載っているかも。
望みを懸けて埼玉県警のホームページにアクセスしました。


結構細かくカテゴリを指定できるんですね。
「物」を携帯電話を指定して検索!

・・・残念ながらありませんでした(T_T)

失望しながらパソコンの画面を見つめました。
閲覧していたのは、「落とし物をしたときは?」というページ。

このページを下にスクロールしていくとですね、あったんです。

パソコンから紛失届が出せる!
へ~凄いじゃん、さいたま(←ここに持って行きたかった)
自宅から出せるなら、お巡りさん手間を煩わせることもないよね!
現代っ子には朗報です。

見覚えがあるぞ、このテンプレート。
何度も書いてきた用紙と一緒や!

サイフを失くした場合、これだけ中身を細かく書かなくてはいけない。
皆さんは把握していますか?

途中、自分の名前が受け付けられないという困難に直面。

そんな困難も乗り越え無事、紛失届が完成!!
物を失くしたのに達成感を味わうという妙な感覚。
発見は期待していないけど、何か安心感がある。
今度からは更に気をつけよう・・・。

そして次の日の9時頃、会社にて仕事中のこと。
個人携帯に埼玉県警から電話がかかってきたんですよ!
もしや見付かったか?

早る気持ちを抑え電話に出ました。
「こちら浦和警察署ですけど、昨日紛失届を出されましたよね?」と女性の声。
はいはい、出しました。てかアクション早すぎー。
「もっと詳細を聞きたくてお電話しました」
なーんだ、見付かったわけじゃないのね。

スマホのモデル名は?色は?具体的な場所は?と詳細に聞かれました。
そして最後に「まだ見付かってませんが、見付かりましたがご連絡します」と言って切れました。

仕事の早さもさることながら、詳細確認のために電話を入れる姿勢。
スマホを失くしたショックから立ち直る助けになったよ。
ありがとう埼玉県警、ありがとう浦和警察署、ありがとうポッポくん。

そんなわけで紛失届提出から一週間が経ちました。
スマホは出てきません。
仕込んであった位置確認アプリでも電源を入れた形跡がないです。

一旦どこに行ってしまったのか。
きっとさいたま市内のどこかにあるのでしょう。
見付けたらご一報ください。

おしまい。

【まつ直近記事3本】
(116)『さいたま市けんてーをやってみた作ってみた』
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