さいたま市の背中(134)『イオンに期日前投票に行ってきた話(埼玉県知事選挙)』

どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。

8月25日に埼玉県知事選挙が実施されました。7月に行われた参議院選挙後初の大型地方選挙ということで大きな注目を浴びました。結果は皆さん既にご存じですね。上田前知事の路線を引き継ぐ大野元裕氏が当選を果たし、既に埼玉県知事として初登庁を終えています。

そんな埼玉県知事選挙。とにかく投票率が低いという汚名があるのです。以下は直近3回の投票率(引用:埼玉県知事選挙投票率の推移

低い!低すぎる!何なんだこの低投票率は!5人に1人しか行っていない計算になります。埼玉県人は忙しいからか?他県からの転入者が多いから県政に無関心?

じゃあ昔はどんなんだったのかな?と調べてみたら。

高い。今と全然違う。しかしこれぞ民主主義。一部の貴族や富裕層の為だけだった政治が市民の要求により広く開かれた歴史。うんうん、学校の授業で習ったぞ(違ってたらすみません)。

そんなわけで「知事選挙の時期が来たナァ」と思い始めた埼玉県民のわたくし。ある日の休日、新聞の折り込みチラシにこんなチラシが入っていました。

これチラシね、面白いなと思いましたよ。上手いなと思いましたよ。

埼玉県知事選挙には5名が立候補しましたが確かに有力候補と呼ばれていたのはチラシの2名でした。しかしご覧頂ければ分かるように、表向きは平等に扱っているんのですが、微妙に左の大野氏を推しているんですよね。そして極め付きは当チラシの広告主が不明なこと。探せば分かったのかも知れないけど、一見して分からなかった事実。果たして広告主は誰だったのかは永遠のナゾ。

そしてトドメは以下のセリフ。

確かに正しいことは言っています。政策などの比較は大事です。でもこの眼鏡は何なのさ。

まんま大野氏のトレードマークでもある「眼鏡」。ここにご本人の画像を載せるのは色々問題があると思うので、どんなんか気になる人は画像検索を見てみよう!

・・・いかがでしたか?眼鏡でしたよね?

そんな印象操作を仕掛けてくる広告の怖さに身震いすると同時に、凄い執念だなぁと感心した次第です。

さて埼玉県民の義務として、埼玉県をより良くすべく清き一票を投じなければなりません。

しかーし。わたし、8月25日は都合が悪かったんですよね。

さてどうしたものか。清き一票を放棄してしまうか。いやそれでは埼玉県に住む権利はない。ふむ、困ったぞ。そう思いながら用紙を裏返してみると。

期日前投票のお知らせが。ほう、確かにそんな方法があるとは聞いたことがある。ある、といのは実は期日前投票って行ったことないんですよね。

そして場所を確認してみると近所のイオンモール与野で実施しているとのこと。それなら買い物ついでに県民の投票権を行使することができるぞ。

そんなわけで土曜の昼下がりにやってきました!イオンモール与野!

期日前投票ってどんな感じか分からなかったし、しかも会場は公民館とか学校とかじゃなくてショッピングモール。行ってみるとメインの通路を丸々占領して大々的に投票所が設置されていました。

面白いなと思ったのが、さいたま市の各区ごとにブースが分かれていること。

まぁそこは大人の世界の事情なのでしょう。

そして我が区を探し出し投票へ。初めての期日前投票。投票用紙の裏に記入事項があるんですね。

ものの数分で期日前投票は完了。誰に投票したかは秘密だぜ!

投票所内は撮影禁止。でもショッピングモールの宿命か、上から丸見えだったんですよね。まぁ「引き」なのでセーフでしょう。ショッピングモールと投票所のコラボの雰囲気が伝われば幸いです。

さてそんなこんなで投票完了。あとはショッピングして帰りましたよ。期日前投票は期間は決まっているものの、いつでも気軽に行けるからとても利便性がよかった!それが初めての期日前投票の感想。

さて開票結果は冒頭で述べた通りですが、個人的に気になったのは投票率。果たして自分の貢献は投票率の向上に役に立ったのか。この流れでサラーっと告白しますが、前回の知事選は諸般の事情で行けなかったので・・・(すみません)

前回を上回った!いやぁ素直に嬉しかったですね。まぁ自分の一票だけで投票率に影響は与えないでしょうが、それでも不思議な充実感があります。実際に現在進行形で県政には非常に興味が持てていますし。

そうそう、一部で話題になったこのポスター。

はい、まんまと行かされました。このポスターも投票率の向上に一役買ったでしょうね(今更ですが『飛んで埼玉』、とても面白かったです!)

そんなわけで期日前投票に行ってきた一部始終。日本全国では日々各所で選挙が行われています。

みんなも選挙に行って清き一票を投じようぜ!

おしまい。

(参考リンク)
埼玉県庁ホームページ
ようこそ知事室へ

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