どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。
みなさん、お花見には行かれましたか?
今年は休日と天気の相性が悪い感じがして
ザ・花見って日はなかなか無かった気がします。
花見といえば、上野公園やら、千鳥ヶ淵公園やら有名スポットがニュースで毎年取り上げられますね。
でもぼくは今年はそのどれにも行きませんでした。
さいたま市にももちろん桜スポットは多数あります。
一番有名なのは大宮公園ですかね。
さいたま市内外から沢山の人が訪れます。
ぼくは今回は自分の想い出の中の桜を巡ってみることにしました。
やや自分語りになるかも知れませんがお付き合い頂き、
あわよくば皆様の来年の花見の参考になれば幸いです。
*雨の直前だったので鮮やかな写真は撮れませんでした。悪しからず。
想い出スポット①遊歩道から見上げる大里小学校の桜
ハイ、いきなり一発目から変化球ですみません。
でもぼくの中ではこの桜は大切な想い出です。
ぼくはここ、さいたま市立大里小学校の出身です(当時は浦和市立)。
だから小学生の6年間は校庭や校舎からここ桜を眺めていました。
でもガキのあの頃は桜の綺麗さ、彩りには微塵も興味がありませんでした。
初めてここ桜を見上げて、綺麗だなぁと思ったのは約10年前の4月1日。
この日は何の日かというと、大学院を修了し社会人になって1日目の通勤の朝でした。
当時ぼくは就職に失敗をしました。
卒業式になっても就職先は決まらず、最後の最後に何とか大学の就職課を頼ってある会社に押しこんでもらいました。
その会社は大抵の人は自らは望んで行かないような業界で、大学で学んだ国際関係の専門性も生かせません。
期待と不安という言葉があるけど、この日の朝は未来が何も見えなくて不安・不安・不安という気持ちだけでした。
家から武蔵浦和駅に向かう途中の朝7時、大里小学校の桜を初めて見上げたのです。
なんて美しくて鮮やかなピンクなんだろう・・・。
小学生の頃に描いた大人に今オレはなれているのだろうか・・・。
そんなほろ苦く、甘酸っぱい想い出がここの桜にはあるのです。
それ以来、この大里小学校の桜を見上げる度に、今の自分は道を見失っていないか、自分自身に問いかけるようになりました。
ちなみにこの会社は結局10ヶ月で辞めてしまい、その後は暗黒のフリーター生活に突入。
でも今は紆余曲折を経て名の知れた外資系企業で6年前から働いています。
ここまで来れたのもこの桜のお陰かも知れません。
想い出スポット②花と緑の散歩道の桜
ここはそこそこ有名だと思います。
武蔵浦和駅から別所沼公園まで延びる約2キロの遊歩道。
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉を楽しむことができます。
ぼくは学生時代に武蔵浦和駅近辺の飲食店でバイトをしていました。
シフトが夜中終わりだったんで、バイト仲間の女の子を送るために、よくこの道を利用していました。
だからぼくの中のここの桜の記憶は日中じゃなくて夜中。
日中は多くの通行人がいますが、夜中はだーれもいません。
送るとか言いながら、結局はベンチで朝まで語ったり飲んだり。
そんなことをしているうちに当然情は芽生え、家に帰っても桜の記憶とともに彼女の笑顔が。
二人でここの桜と一緒に4、5年は過ごしたでしょうか。
今はお互い大人になり、別々の仕事を見付けて、別々の道へ・・・。
・・・と言いたいところですが、結局この二人は後に結婚をして今はぼくの妻となっています。
想い出スポット③見沼田んぼの桜
ここはさいたま市でも結構な有名スポットです。
更に今年は、ニュースでも取り上げられることが多かったです。
何でも今年は整備が進み総延長が20キロを超えて日本一になったとか。
出展は産経web。
ここは昔から凄かったです。
初めて来た時はちょうど散り始めの時で文字通り桜のシャワー状態。
恐らく一生分の桜を浴びたんじゃないかと思うくらいだったなぁ。
こんな感じの桜並木が
延々と続くのですが
一口に20キロと言っても
徒歩だと5時間(!)もかかるわけで
花見客場はまばら(むしろ花見し放題)
途中には公園や住宅街もあり、色々な表情の桜を見れます。
はい、いかがでしたでしょうか。
他にも好きなスポットはいくつかあるけど時間の都合上ここまで。
恐らく今週末でシーズンは終わってしまうだろうけどその後の葉桜も綺麗よね。
みんなもさいたま市の桜を楽しもうぜ!
おしまい。
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