岩槻観光ボランティアガイド会による「英語で楽しむ岩槻歴史めぐり」が7月8日と11日に行われました。中学生レベルの英語によるガイドで岩槻めぐりを体験できてしまう人気企画です!
Good morning everyone! How are you?
さっそく英語によるご挨拶。この日はあいにくの雨模様でしたが、朝の9時30分、岩槻駅改札前に参加者18名が集まりました。
今回のテーマは「大構(おおがまえ)、土偶の里を歩こう」です。城下町岩槻をめぐり、寺社や貝塚を訪れて歴史を学びます。
まずは駅前へ下りて、真福寺貝塚から出土したミミズク土偶の”レプリカ”を拝見。この後実際に貝塚を訪れるので楽しみ倍増です!
土偶の可愛さに癒された後は芳林寺へ。いくつかある太田道灌像で騎馬像は珍しいものだど説明がありました。設置されている案内版で、岩槻城や約8㎞にわたる大構(※岩槻城とその城下町を囲んだ土塁)、昔の城下町岩槻の街並がよく分かります。
続いて市宿通りにある八雲神社と岩槻郷土資料館へ。八雲神社では本殿の壁面の彫刻を見させていただきました。
岩槻郷土資料館では、岩槻の歴史や文化にまつわる資料や展示物を見ることができます。この日は学芸員さんの深いお話も聞くことができました。
また、ここでは貝塚についてボランティアガイドさんより説明がありました。興味深いお話で参加者から質問もあがりました。写真は英語で同時通訳をしている様子です!歴史や専門用語を訳すのは難しいですよね(^_^;)
この写真はガイドの途中で通った道。この風景から土塁と堀の名残を感じとることができますね。
続いては、奈良時代末期に開かれた真言宗の古刹、岩槻大師へ。歴史ある立派なお寺です。少し個別の時間を作ってもらえたので、地下仏殿でのお砂踏み遍路を行わせていただきました。そして岩槻駅をスタートして2時間ほど、真福寺貝塚へ到着!!この時にはだいぶ雨が強くなってきてしまいましたが、発掘調査の場所を見せてもらうことができ、地道で大変な作業だなと感じました。新たな発見や出土を期待してしまいます。■「真福寺貝塚 調査最前線」Webページは、こちら。
ここでも発掘についてボランティアガイドさんが同時通訳で説明してくれました。雨の中、ありがとうございました!最後は富士浅間神社へ行きました。綺麗な朱色の鳥居が印象的でした。境内に上がり初山(※この一年間に生まれた赤ちゃんの成長と無病息災を願う行事で、参拝した赤ちゃんの額に朱印を押す)の説明がされました。もちろん最後も分かりやすい英語で(^ ^)
富士浅間神社のすぐそばに「府内一丁目バス停」があります。岩槻区内を運行するコミュニティバスの始発または終点地で、岩槻駅へ戻るにも、岩槻人形博物館や岩槻城址公園など他のスポットへ行くのにもとても便利ですよ!1時間に1本間隔の運行ですのでご利用の際はお気をつけください。
■岩槻区コミュニティバスについては、こちら。
岩槻観光ボランティアガイド会さんの「英語で楽しむ岩槻めぐり」は、年に3回開催されています。次回は10月〜11月を予定しているそうです。英語でのガイドにこだわらず、日本語でも丁寧に説明してくださるので安心です。参加者の皆さんは純粋に岩槻めぐりを楽しんでいらっしゃいました。リピーターの方も多く、参加者のお一人が「自分だけでは行かない知らないスポットへガイドしてもらえるので、とても楽しい」とおっしゃっていたのが印象的でした。
■岩槻観光ボランティアガイド会のホームページは、こちら。
※さいたま観光国際協会では、オンラインでも市内観光を体感できる街歩き動画「さいたま歩きが楽しくなる見るガイドブック」を公開しました。7つのコースのうち、岩槻観光ボランティアガイド会おすすめの「城下町岩槻コース」もあります。その他、大宮観光ボランティアガイド会おすすめの「鉄道のまち大宮コース」、観光ボランティア浦和ガイド会おすすめの「中山道浦和宿コース」もあります。ぜひご覧いただきこちらでも【さいたま歩き】を楽しんでください。
■「さいたま歩きが楽しくなる見るガイドブック」Webサイトは、こちら。