どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。
突然ですが、山田うどんってご存じですか?
近年は様々なメディアでご当地グルメとかご当地チェーン店が特集されたりしますが、埼玉のご当地チェーンといえば「山田うどん」と多くの人が名前を挙げるのではないかと思います。。
出店エリアは全て関東地方。そしてそのうちの半数以上が埼玉県内に店舗があります。
ホームページの店舗情報を見てみても、関東地方の出店マップの下に・・・
↓
埼玉県だけの出店マップを作ってしまうくらい、埼玉県民密着型のチェーン店なのです。なお、さいたま市内には2021年現在は9店舗あります。
今でこそ「丸亀製麺」や「はなまるうどん」などのナショナルチェーンが至る所にありますが、埼玉県民にとってはうどんといえば「山田うどん」なのです!
と、ここまで持ち上げておいて何ですが、ぼく個人的には山田うどんには生涯で一度しか行ったことがありません。存在自体は幼い頃から知っていたので店舗前を通過したのは何千回、何万回とあるんですけどね。
10年以上前に一度だけお試しで行ったことがあります。で、感想としては「普通だな」。それが最後の記憶です。
「ソウルフードあるある」。それは結構「普通」ということ。でもその「普通」というのが飽きずに愛される理由なのでしょう。
ある日の昼前、お昼ご飯は何にしようかなと思案していました。そして決めました。「人生2回目の山田うどんに行こう」。そうやって大袈裟に人生を持ち出したにも関わらず、結論から言うとやっぱり「普通」でした。
向かったのはさいたま市桜区にある「山田うどん田島店」。山田うどんは運送ドライバーなどに「美味い安い早い」を提供するためにロードサイド店舗が中心となっていて、駐車場が広く取られていることが特徴です。そして遠くからでも目を引くのが黄色い看板。そしてブランドキャラクターの「かかし」。
お店に入り、カウンターに座ります。入った瞬間「昭和か!」って感じました。ソファーや座敷などの全体的な色落ち間が(褒めてます)。昭和生まれのぼくも、両親に外食に連れていってもらっていた古き良き懐かしき子供時代にタイムスリップした気がしました。
周りを見ると、確かにドライバー風の男性一人客が多い。でもその他にも親子、老夫婦、サラリーマン、平日の昼間に何してんの?風(←自分含む)、など客層は意外と幅広かったです。しかし全体的には平均年齢は高め。
メニューを開き、心の中で叫んだセリフ。
ラーメン、チャーハン、カレー、、、
うどんじゃないじゃん!!!
これには完全に予想を裏切られたぞ。「山田うどん」っていうくらいだからうどん専門かと思っていたけど意表を突かれました。なんだー、こんなにメニュー豊富ならもっと早く来ておけばよかったなー(実はぼくはうどん好きではない)。
出ました、埼玉推し。ガッツリ、コッテリ!これぞガテン系メシだ!しかし土日祝限定とのこと。訪問した日は平日だったので検討範囲外でした。
平日限定の日替わりセットも種類豊富。よしこれにしよう。ガッツリ系だけど、そのために朝ご飯も少なくしてきたのだ!
運ばれてきました。牛卵とじ丼に温かい蕎麦。
繰り返す。
うどんじゃないじゃん!!!
山田うどんはうどん好きじゃなくても楽しめる、
なぜか。
それは、
うどんはうどんでも「山田うどん食堂」だからさ!
調べてみると、うどん以外のメニューもあるよ!というメニューの多彩さ、食堂っぽさをアピールして2018年に屋号を変更したとのこと。なるほど!それでもでも「うどん」のワードを外さなかったのはこだわりか。
そして注文したこのメニュー。普通はメイン料理に対して「ミニそば」とか「ミニ丼」とかってなるじゃないですか。これはどちらも一人前、ドーン!ドーン!と丼が二つです。
もうね、深夜に今改めて画像を見てますけど、これが飯テロってやつなんだな。また明日にでも行きたい。日替わりセットを全て制覇したい。
ただね、これだけは言っておきます。
味は普通です。でもその普通が良い。それが分かるようになるのに30年以上の歳月が必要でした。だからこそ客層の平均年齢が高いのかも。
再訪は近いでしょう。
みんなも関東地方、特に埼玉県、さいたま市に来た時は山田うどん食堂に行ってみようぜ!
おしまい。
地味に嬉しい無料の漬物。牛丼屋の紅ショウガ的な立ち位置か。
(参考リンク)
・山田うどん食堂
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