さいたま市の背中(191)『結婚式をしてきた(さいたま市で)』

*この記事の時間軸は世界中の誰もがコロナウィルスなんて知らない時代のものです(つまりコロナ過前)。

どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。

前回の記事はさいたま市の南区役所に婚姻届を提出しに行った一部始終でした。婚姻届を提出したら次の大きなイベントは何か。


そう、結婚式でございます。

元々僕は結婚式には非常に後ろ向きでした。その理由は「お金が無い!」「呼ぶ人がいない!」という何とも情けないものでした。しかし妻の合意が得られなかったこと、そして周囲の「お前に決定権は無い」という全否定を受け、最終的にやることを決意しました。



しかし上述の通り無い袖は振れぬ。そこで妻と協議をした結果、以下の条件で合意に達しました。

・予算をかけない!
・規模を求めない!
・地元で実施する!

何だか自治会のイベントみたいな条件ですが、いずれにしてもこの条件で我々のプロジェクトは走り始めたのです。特に3つ目の条件が重要であり、それが今回の記事のネタにした理由です。ちなみに我々夫婦は長年さいたま市民(旧浦和市民)であったので、場所については意見の相違はありませんでした。



さいたま市内の結婚式場でアクセスが良さや選択肢の多さという視点になると自然と大宮かさいたま新都心になります。浦和にも無くは無いけど、浦和には我々の条件に合う会場がなかったので早々に選択肢から外れています。まぁ浦和は文教都市ですからね。結婚式みたいな華やかな場所はやはり大宮周辺に軍配が上がります。



何ヶ所か下見をした結果、選んだのは大宮区にある「アルピーノ」という1969年創業の老舗フレンチレストラン。いわゆる「レストランウエディング」というやつですね。ここが我々の3つの条件を全て満たす会場でした。お世話になったウエディングプランナーによると「アルピーノ」はウェディング業界では有名な場所なのだそうです。



会場が決まった以降は数か月間に渡り様々な準備に入るわけですが、色々な物を手作りで準備しつつ、購入やレンタルとなった物(花や衣装など)に「原価は幾らなのだ!?」と驚愕しつつ、「結婚式準備が最初の離婚危機」というジンクスを身に染みて感じつつも乗り越え、何とか結婚式当日を迎えることができました。季節は晩秋の11月でした。



こういうのとかね、手作りをしたわけです。まぁデザインしたのは妻で、僕は印刷をしたくらいでしたが。



アルピーノでは教会式の挙式にも対応。教会式に憧れる女性は多いと思いますが、妻はキリスト教徒なので正真正銘の教会式で実施、神父は知人というコスパの良さを発揮。色々な作法があるようですが、僕は指示されるがまま、感動する暇も無し。



披露宴会場はこんな感じ。ゲストが入る直前に撮ったものです。ゲストは40名弱。「呼ぶ人がいない!」と悲鳴を上げていた僕も、最終的には情に厚い友人、同僚が日本全国からさいたま市に駆け付けてくれました。ありがたい。さいたま新都心の鉄道アクセスの良さが発揮されました。



レストランウエディングのポテンシャルが存分に発揮された料理。自家製パンは追加可能。あまりにも美味しくて「そんなにバクバク食うもんじゃねぇ!」と招待者席の友人から突っ込みを頂いたくらい。だって美味しかったんですもの。



料理だけではなくウェディングケーキもアルピーノが作成。頂上のキャラをご存じの方はいますかね()。「ウェディングケーキは美味しくない」という都市伝説な話を聞いたことがありますが、そんなことは無くとても美味しかったですよ。



そんなわけであっという間に宴の後。会場を出たのは18時頃。たった半日弱だったのに長かったような短かったような。アルピーノやさいたま新都心の駅前もイルミネーションが点灯する時間です。



華やかな空間を後にして自宅に戻ります。さいたま市内で結婚式をやると帰りが楽だわ!と実感。多分最初で最後の感覚だろうか。どこかのホテルで結婚式をしたらその晩はそこに泊まるのかな?

さて、さいたま市で婚姻届→結婚式と記事にしてきて、次は新婚旅行か!?となりそうですが、さすがに新婚旅行先をさいたま市内にしたら離婚モノ。旅行先は沖縄の宮古島でした。



そんなわけでさいたま市の老舗フレンチレストラン、アルピーノでレストランウエディングを行ったという記事でした。さいたま市には沢山の結婚式場があります。挙式をする際はアルピーノも選択肢に加えてみてはいかがでしょうか!



さいたま観光国際協会の当ブログ担当からも祝電を頂いた!ありがたし!

おしまい。

(参考リンク)
フランス料理アルピーノ
アルピーノウエディング

さいたまクリテリウム by ツールドフランス開催に合わせ「フランスの食文化を感じる学校給食」が行われました。

さいたま市では、市内で活躍するシェフに地場産物を活用した学校給食メニューを提案・調理してもらうことにより、児童の『食』への関心を高める「地元シェフによる学校給食」を、市内のすべての小・中・特別支援学校で実施しています。

10月10日(木)にさいたま市立土屋中学校で行われた「学校給食」は、さいたまクリテリウム by ツールドフランスが今月26日(土)に開催されることもあり、「フランスの食文化を感じる学校給食」と題して実施されました。

担当シェフはフランス料理 アルピーノの総料理長である鎌田守男シェフ。
【鎌田シェフのプロフィールはこちら(公式ホームページ「アルピーノ村のシェフ達」)】

そして、出てきた給食がこちらです↓

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右から時計回りに、
■ソフトフランスパン
■ポタージュガルビュール
■豚肩ロース肉のコルドンブルー
■ブロッコリー
■牛乳
■かぼちゃのプリン
です。


  • ガルビュールとは野菜スープのことです。このポタージュには6種類の野菜が入っています。黄色はかぼちゃの色なのかと思いきや、にんじんの色だそうです。
  • コルドンブルーとは、お肉にハムとチーズをはさんで焼いたものです。ナイフがなかったので、ボリュームのあるお肉を切るのが大変でした。
  • カラメルソースの絶妙なほろ苦さが、プリンの甘さをいっそう引き立てているかぼちゃのプリン。最後に生徒の代表からシェフへお礼の言葉があったのですが、「食べて幸せな気分になった」と言わしめた逸品です。

さてこの給食、ブロッコリー1つとっても「1度茹で、風味を損なわないように冷水につけていったん冷やし、食べる時間に合わせて、塩とほんの少しのバターを使って、再度茹でられた」もので、鎌田シェフが生徒の皆さんに美味しく食べてもらうために、1品1品、心を込めて作ったものなのです。

鎌田シェフ自身、中学生の頃はタマネギやピーマンが嫌いだったそうですが、カレーやチンジャオロースーなど、美味しい料理に出会うことによって、それらの食べ物が好きになっていったという経験があり、生徒の皆さんにも、同じ経験をしてもらいたいという思いもあったのかもしれません。

お声をかけさせていただいた生徒さんはみんな「美味しい」と言っていました。

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美味しいと自然に笑顔になりますね。

給食の後には、鎌田シェフによる講演会も行われ、フレンチのシェフになろうとした理由や美味しい料理を作るコツなどの質問を生徒から受けつつ、「気張っていてはダメ。力を抜いた状態で集中することが大事」「チャンスは日頃から準備していないとつかめない」などといった、お話をされていました。

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青春まっただ中の中学生。これから部活動を頑張ったり、将来を考える上で、とてもいいお話が聞けたのではないでしょうか。

さて、今日の給食で、生徒の皆さんは外国、それもフランスに少しでも興味を持ってくれたでしょうか。

夏季オリンピック、サッカーワールドカップに次ぐ、世界で3番目に大きなスポーツイベントと言われるツール・ド・フランス
そのツール・ド・フランスの本大会と同じ価値観、同じスピリットで開催される「さいたまクリテリウム by ツールドフランス」の開催まで後15日です!!

さいたまクリテリウム by ツールドフランスの公式ホームページはこちら