どーも、さいたま市民観光サポーターまつです。
皆さんはロヂャースという店をご存じでしょうか。日本のディスカウントストアの草分けとも言われており、埼玉県を中心に展開をされています。最近はPB(プライベートブランド)や広報に力を入れているのでテレビなどでも紹介される機会も増えているようです。
創業の地はさいたま市(現浦和市)。創業年は1973年。現在も本社はさいたま市の浦和店に置かれています。さいたま市、もしくは埼玉県が誇るディスカウントストアと言っても過言ではありません。
なお良く間違われますがロジャースではなくロヂャースです。
創業の昭和から時は流れて今は令和。日本各地に競合するディスカウントストアが相次いで登場し熾烈な競争が行われています。当然ロヂャースもその荒波に揉まれつつも奮闘をしています。競合に頭一つ抜けるには何か強力な目玉商品が必要ではないか。きっとそう思ったであろうロヂャースがとんでもない商品を放ったのです!
189円弁当だ!
近所の大手スーパーでは他社との競合により300円台、200円台とドンドン価格を下げて来ましたが、そこに一気に勝負をかけて来たのがロヂャースの189円弁当。恐らく「イチキュッパ(198)」だと他社に存在していたか、それでは甘いと思ったのでしょうね。「イチパッキュ(189)」と更に勝負を挑んでいます。
僕が行った日の189円弁当にはアジフライ・メンチカツ・チキンカツの3種類がありました。パット見はどれも似ていますがそれぞれ違います。
189円弁当の話題から少し離れます。
もちろんこれはロヂャース最安値の弁当であり、それ以外の弁当や総菜も充実をしています。夕方のロヂャースには沢山の弁当・総菜が並んでいました。
カツ丼の海。298円というのは他店でも見なくない。そんなこと言っていると怒られそうですが、これは十分に安い値段です。消費者側の感覚が麻痺してしまいそう。物価とか賃金とかそういう難しい話はここでは抜きにします。
総菜も安いぞ。食事の食卓の1品にいかがでしょうか。
「こんなにお安いなんで怪しいんじゃないの?」という疑問に先回りしてロヂャース側から宣言。「企業努力なんです!」とのこと。努力も程々にね、と昨今の社会情勢ではそう声をかけてあげたくなりますが、ひとまず素直に感謝をします。ありがとう!
189円弁当の話題に戻ります。買ってきました。3種類あった中で選んだのはチキンカツ弁当。
蓋を開封。具材は左上からきんぴらごぼう、チキンカツ(下に千切りキャベツ)、ソーセージ、チクワ、柴漬け。そして面積の1/3弱を占める米。ふりかけの小袋が付いていました。
高級弁当と比べても仕方ないですが、個人の経験と感覚に基づくと、現場仕事や出張先での仕出し弁当として提供されても「午後で頑張ろう!」という気持ちにはなれる内容だと思います。
なぜならば、エネルギーも源である揚げ物(チキンカツ)、肉(ソーセージ)があるし、米もそれなりの量があってお腹は一杯になります。まぁ男飯ですね。ロヂャースの名誉のために言っておきますが、容器は底上げは無しでご飯はちゃんと敷き詰まっておりました。
「お腹は一杯になる」とか言っておいてメンチカツも買っておいたんですけどもね。189円弁当で物足りない人は、何か追加しても良いのかと思います。だってそれでも安いのだから。何だったら189円弁当を二つ買っても良いのだし←10代だったらそれも選択肢に入っていたかも知れません。
そんな企業努力で成り立っているロヂャースの189円弁当、気になったら買って食べてみようぜ!
おしまい。
(参考リンク)
・ロヂャース
・Wikipedia-ロヂャース