大宮駅東口からバスに乗って20分の「宮前」で下車。見沼田んぼや芝川越しにさいたま新都心のビル群が一度に見渡せる絶景スポットへ向かいます。途中、車が多い通りを歩くので気をつけて。収穫の時を目前に、黄金色に輝く稲穂越しに新都心のビル群を見た後は、芝川へ。思わずカメラのシャッターを切りたくなってしまう風景を見に出かけましょう。
田んぼや畑、雑木林など約1260haに渡る広大な緑地空間で、約95%がさいたま市に位置しています。さいたま新都心駅や大宮駅からわずか2〜3kmという近さにあり、都市とバランスよく共存している、さいたま市を語る上では欠かすことのできないシンボルです。美しい風景と歴史を有し、多くの人を魅了し続けています。
田んぼ越しにさいたま新都心の高層ビル群を見渡せるスポット。季節が進むにつれて稲穂の色が緑から黄金色になったり、夏には水田にビル群が反射したりと、歩く時期によってまた違った表情を味わえます。カメラを片手に、お気に入りのポイントを探して歩いて見るのも良さそうです。
大道西橋は見沼田んぼの自然と芝川越しにさいたま新都心の高層ビル群を一望できるスポット。天気の良い日中は、青い空と太陽の光が川面にキラキラ反射します。特に夕方は、ビルの間に太陽が沈み、日中とは違って幻想的に。ここでしか見ることのできない風景を存分に堪能してください。
様々な自然や生き物を育む芝川の脇を歩きます。まっすぐだった道はだんだんと弧を描き、向かう先は「みぬま見聞館」。見沼地域についての知識を深めるのにぴったりの場所です。自然庭園は昔からの雑木林や湿地帯が復元されたもので、見沼の豊かな自然をぎゅっと詰め込んだ空間になっています。
源流は桶川市と上尾市。さいたま市を南北に流れ、川口市を経て荒川に通じています。見沼田んぼの中央を流れ、川辺には多様な生物が暮らし、豊かな自然を育んでいます。
大宮南部浄化センター内の環境教育施設。見沼の歴史や自然について学ぶことができます(見学料無料)。1Fエントランスには、見沼田んぼに生息する生き物が飼育されている様子も見ることができます。
みぬま見聞館の2F、写真や映像で見沼のエコサイクルや見沼の歴史を学ぶことができるエリア。また、双眼鏡(貸出)で庭園内の様子を一望することができます。
みぬま見聞館の2Fいとなみゾーンのとなり、生活排水が環境に与える影響や水処理の様子をパネルやシアターで説明しているエリア。図書コーナーもあります。
見沼たんぼや芝川等、周辺環境との共生をテーマに、見沼エリアの昔からの草木や湿地帯が復元され、昆虫や鳥たちが集まる環境が保たれています。鳥や虫たちの鳴き声を聞きながら、四季折々の植物等を楽しめるスポットです。
ゴールのさいたま新都心駅までもう少し。緑の多かったエリアから、段々と都市部に近づいていく感覚を味わえます。さいたま新都心のマンホールを見つけたあとは、外観が特徴的なさいたま新都心駅へ。ここで終了、でも良いのですが、最後にとっておきの風景を見に行きましょう!今回のコースでずっと眺めてきたさいたま新都心のビル群と一緒に記念撮影はいかがですか?
全文英語で書かれた特別デザインのマンホール。"You are now in Saitama New Urban Center." と始まり、さいたま新都心の成り立ちや都市機能について説明されています。ここまで歩いてきた記念に、ぜひスニーカーと一緒に写真撮影を!
さいたま新都心駅の東西自由通路内にある観光案内所。観光地図やイベントのパンフレットの配布など、様々な観光情報を発信しています。
2000年5月にまち開きがされて以来、行政やビジネス、エンターテイメントなど、様々な分野の拠点となっています。ちなみにさいたま市はその翌年、2001年の5月に旧浦和市、大宮市、与野市が合併して誕生(旧岩槻市は2005年に編入)。今ではさいたま新都心は市のランドマークのひとつとして、発展を続けています。